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執筆者の写真株式会社トミテック

加工工場の廃業で製品がつくれない時に

どんなメーカー様でも、何十年も流動し続ける(製作し続ける)部品を1つ以上は抱えているのではないでしょうか。


その部品を使用している製品が市場で売れ続けている、又は製品のモデルチェンジが行われても便利な部品なので流用されている、という事が主な理由でしょう。


しかし、そんな部品にも『加工工場の廃業』という危機的状況が訪れる事があります。


部品が作れない事による製品の供給停止は一大事です。


当然加工出来そうな工場を他に探すのですが、その様な歴史のある部品の場合、再現するのがかなり難しいという問題が有ります。


主な理由は

  • 金型がかなり簡素な作りで、金型を製作した本人しかその部品を作れなそう。(簡素な金型が悪いという訳ではありません。試作等の場合はむしろ重宝します。)  

  • 管理図面がない=検査の合否判定が出来ない。

という事が挙げられます。


弊社では、その様な歴史ある部品の再現においても、下記の様に解決する事が出来ます。

  • 現行金型の診断…金型専門の部署を設けておりますので、現物を確認し必要に応じてメンテナンス・改造も行います。これを行う事により製品の安定供給が可能となります。 

  • 管理図面の作成…サンプル品が有ればそれを測定し、製図致します。

  • 管理図面をお客様と共有する事により、しっかりとした量産品の管理が出来ます。



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